会社に所属していないなら自分で加入
タクシー運転手のAさん。
今までは、大きなタクシー会社に勤務をしていましたが、念願の個人タクシーを開業しました。
自分の時間で仕事は出来るメリットなども沢山あり、今後老後に向けて、定年関係なく仕事を続けられると思い、個人タクシーを始めました。
とはいえ、もちろん、会社勤めの面倒なところは多くありますが、その分、会社が自分を守ってくれていたんだな、と感じることも多々あります。
今の仕事形態では、完全に、怪我と弁当は自分持ち、と言う状態。
もしも、仕事中事故にあい、仕事を休まなくてはならなくなった場合、誰も保証はしてくれないのです。
こういう時に、会社勤めのありがたさを感じたりするのです。
個人事業主ならば、最低限、自分の生活を守るためのリスクマネジメントが必要だといえます。
その一つが、個人事業主だから入れる、一人親方労災保険。
通常、労災保険というのは、会社が従業員の為に入る保険ですので、会社に所属していない個人事業主は入ることが出来ません。
そこで、国として、特定の労働者に対して、業務上の災害から保護するための制度として、一人親方の労災保険特別加入制度を設けています。
この一人親方は、従業員を雇用せずに、自分で仕事を請け負って働く個人事業主を指します。
一人親方労災保険に入れる業種は決まっていますが、個人タクシーなどの貨物を扱う個人事業主は、この対象になります。
せっかく入れる条件があるとわかったら、この制度を活用してみることをお薦めします。個人事業主は福岡で一人親方労災保険に特別加入する。
一人親方労災保険に加入するには、一人親方労災保険の組合や団体に加入する必要がありますので、それらは調べて手続きをしましょう。